新潟精密鋳造の「ロストワックス鋳造」とは

ロストワックスの材料となる「ロウ」

 ロストワックス鋳造とはワックス(ロウ)を利用して原型をつくり、それをセラミックで覆って焼き固めることで鋳型を作成する鋳造方法です。

ロストワックス鋳造は一般の鋳造よりも複雑で寸法精度の高い形状を作ることができるため精密鋳造とも言われています。

古くは仏像の鋳造に用いられていましたが、産業革命以後、複雑な形状の鋳造品の需要が高まり様々な分野でロストワックス製品が製造されるようになりました。

その後の第二次世界大戦では、軍事用の複雑な形状の部品が量産されるようになり、ロストワックスの技術は広く普及しました。

製造過程で数種の部品を組み合わせるなどの複雑で加工工程が多くなるものを、ロストワックス鋳造は一体化することができるため加工工程を大幅に減らすことができます。

また、材質選定も豊富で高ニッケルや高コバルトなどの超合金をはじめ、炭素鋼やステンレス、オリジナルの材質まで幅広く製造が可能です。

ロストワックス製法で製造された商品にはこのような特徴があります。
一般鋳造品と比べて、

「複雑な形状が作れる」
「超合金から炭素鋼やステンレスなど様々な材質が選択できる」
「接合部分がないため高い強度を持つ」
「鋳肌がツルツルとして綺麗」
「寸法精度が高い」

などです。
新潟精密鋳造のロストワックス技術は、独自の研究開発によりノウハウを習得し、特殊な材質や大型ロストワックス製品への対応が可能です。

大型ロストワックス製品は最大600mm、60kgまでの製造に対応しており、高い寸法精度にて製作しています。

また、特殊な材質を組み合わせて自社で研究開発した材質は、発電所などの重要保安部品から、防衛装備品などの重要素形材までありとあらゆる製品となり、皆様の生活を影で支える一翼を担っています。

当社は、それに対応できる工場体制を確立し、非破壊検査の設備や製作技術の高さから日本品質を誇る社内教育が行き届いているとのことで取引先・各団体様より高く評価されております。

今後も常に新しい技術を考案し技術の研鑽に励み、豊かな生活を支えるものづくりに邁進してまいります。

具体的な作業工程と製品一覧

製品が出来上がるまでの工程を簡単にまとめると次の通りです。

  • 設計
  • 金型製作……………ロウ模型を製作するための金属
  • ロウ模型製作………金型にワックスを注入しロウ模型を製作
  • ロウ模型組み立て
  • 鋳型製作……………組み立てたロウの模型をセラミックでコーティングし製品の鋳型を形成
  • 脱ロウ………………鋳型を170℃の釜で加熱しロウ模型を溶かし出して鋳型に空洞をつくる
  • 焼成
  • 鋳造…………………焼成した鋳型に1500℃越に溶かした金属を流しいれ、金属が固化した後に鋳型を壊して製品を取り出す
  • 砂落とし切断
  • 仕上げ………………専用の器具で丁寧にバリを削り表面をなめらかに仕上げる
  • 熱処理
  • 表面仕上
  • 検査
  • 梱包出荷

 大型製品から繊細なカトラリーまで、ロストワックス製法で製造いたします。

3D 模型と金型から作るロストワックスは1 個からの多品種少量生産も可能です。

また当社は大物精密鋳造を得意としており、600mm サイズのロストワックス製品が対応可能です。

部品設計から素材の加工完成まで対応しています。

どんな製品を製作しているのか、具体的に紹介していきましょう。

大型部品関係

使いやすさが特長の治具です。

旧製品と比べ、エコに配慮した素材を増やしています。

●サイズ >>>最大600mm

熱処理治具

高い技術力にて製作された高品質な熱処理用治具。

                      

●サイズ>>>最大600mm

食品機械関連

食の安全性から品質の良い素材を求められるお客様へ。

加工、バフを施し、高衛生な製品を提供しております。

●サイズ >>>10mm~L600mm

圧力機器関係

弊社内にて気密検査(リークテスト)まで施工しております。

高圧力品も手がけております。

●サイズ >>>10mm~

産業機器関係

あらゆる機械部品に採用される製品。

民生向け一般産業部品から、官庁向け防衛装備品まで手がけております。

●サイズ >>>10mm~

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